【みんな生きている】田口八重子さん/JNN
「北朝鮮による拉致被害者・田口八重子さんが入院していて、病状は深刻だ」という情報を入手した韓国人拉致被害者(拉北者)家族団体の代表が、JNNのインタビューに応じました。
「田口さんはいろいろな病院に通っていたが、(今は)長期入院しています。体が良くなくて入院しています」
(拉北者家族会・崔成竜=チェ・ソンヨン代表)
拉北者家族会の崔成竜代表によりますと、田口八重子さんは平壌郊外にある中央党幹部病院に入院していて、「病名等の詳細は不明だが、病状は深刻だ」ということです。
また、病院のある場所は一般人が入ることの出来ない「統制区域」で、今年5月上旬に日・韓の拉致被害者の大半が平壌市内から移送されたということです。
情報源について崔代表は
「中・朝を行き来し、かつて『横田めぐみさんの夫が拉北者の金英男(キム・ヨンナム)氏だ』という情報をもたらしたのと同じ人物だ」
としています。
田口八重子さんの兄・飯塚繁雄さんは
「こういう情報は八重子が生きていることの証拠だと感じられる。生きているからこそ、このような話が出て来るのだと思う」
と話しています。
※「早く日本人を救出して結果を出してくれという願いは全家族が持っていると思います。決して自分の家族だけが帰ってくればそれでいいんだというようなことは絶対にありませんから。我々が常に言及しているように、認定被害者だけではなくて、それの数十倍いる被害者、特定失踪者の方々も含めて全被害者を、全日本人を帰国させるということが最大の目的であり最終的な目的でもあります」
(飯塚繁雄さん)
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